ある日、入院中の母から電話がかかってきた。

J( 'ー`)し もしもし、たけし?お母さんです。元気ですか?

( `Д)   ウルセーな、なんの用だよ。

J( 'ー`)し 今度仮退院できることになったの。その日はね‥‥‥。

( `Д)   その先は親父に聞く。んなことでイチイチ電話してくんなよ!
      切るぞ!

J( '-`)し たけし‥‥‥。



仮退院の日

   ‥‥。( '-`)J( 'ー`)し タダイマ、タケシ。   ( `Д) イマカラデカケルンダヨ!
       ( )  ( )             ( )
       | |   | |              | |


   ‥‥。( '-`)J( 'ー`)し コンバン、アナタノスキナ   ( `Д) ウルセー!
       ( )  ( )  カレーツクルカラ。     (( ( )  ガキジャネーンダヨ!
       | |   | |                  | |

俺は(見舞いにも行っていない後ろめたさもあって)どう接していいかわからず逃げ出した。
父は何故か何も言わなかった。



久しぶりの母の味はとても嬉しかったが、それを言葉にはできなかった。

フツーダヨ                    オイシイ?
    (*`,_)  ∬       .  ∬J('ヮ`)し
    (,   ⊃(   )   ロ[]  (   )⊂ \
   ⊂゙_)| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|,_,,)  ∬
   ━┳━..||~~~~~~~~||~~~~~~~~~~||━┳━ (  )
     ┃  ||       .||        ||  ┃  | ̄ ̄|



        ,.._,/ /〉___o ○( 退院したら少しは親孝行しようかな。)
      ./// //──     ─::ァ /|
     /// //~~'~~('-` ,)~  ~/ / .|
    .///_//     "'''"'''"'" / /  |
   //_《_》′─────‐ ' /  ./         _,,,, ,,,_
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  /         i(,,_//_,, )
    |                    | ./           |  U  ::::|
    |__________|/          | (゚Д゚,,):::|
                              `ーU‐Uー '



その夜

   ______
  /______/|
  |Ll__=__| :|  __________            イッショニネテモイイ?
  |Ll__=__| :| / カ、カーチャン     /||        J('ー`)し
  |Ll__=__| :|_/ (;´Д)     / ||______ _l:《i`ヽ______
/|L|__=__|/( ̄/´ ̄ ̄⌒ヽ ̄.ヽ /||         |二(ノ
             ノ           ノ/          l___,|
            /   )         / /           (__)
          l     ヽ      l ,/
          ノ      ー    ヽ/
         'ー─'´ー───-´´/
         | |______| |/
         |_|           |_|


   ______
  /______/|
  |Ll__=__| :|   o(カァチャン‥。)
  |Ll__=__| :| / 。         タケシ、ゴメンネ。
  |Ll__=__| :|_/ (д`*)J( '-`)し / ||_________
/|L|__=__|/( ̄/´ ̄ ̄⌒ヽ ̄.ヽ /||
             ノ           ノ/
            /   )         / /
          l     ヽ      l ,/
          ノ      ー    ヽ/
         'ー─'´ー───-´´/
         | |______| |/
         |_|           |_|

母の「ごめんね」の一言でこみあげた涙を必死に堪えながら背を向けたまま何も言えなかった。
そして、その言葉の意味がその時の俺には分からなかった。

翌日、俺がバイトに行っている間に母は病院に戻った。

そして二週間後、母 は 死 ん だ 。

容態が急変したということだったが、実は家に帰ってきたとき既に余命僅かと宣告されていたらしい。
しかし、母の「同情や哀れみではなく、本当の意味でたけしと仲直りがしたい」という願いで
俺にだけ知らされていなかったのだ。それを知って、俺は後悔の涙が止まらなかった。



     △
    J( 'ー`)し .。oO(いいのよ、たけし。
    /ヘヘ      お母さんは全部分かってるわ。)   
__ )ノ
 毒 |
 家 |             カァチャン‥ゴメンヨ、カァチャン
 墓 |  ∴  。・゚・。゚(Д` )゜・゚・。
──┐ ∀      ノノZ乙

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